乙女の祈り

先日、 体験版をレビューしたWILD STRAWBERRYさんの「優しくいじめて」のパッケージ版を購入し、プレイしてみました。上のスクリーンショットは体験版のもので、製品版にはこれにCGモードとエンディングリストが追加されています。

家庭教師のアルバイトをすることにした主人公が、家庭教師先の男の子に「どうしても家庭教師を続けたいなら、何でも言うことを聞いて」と言われ、しぶしぶ承諾すところから物語が始まります。
突発ものなので短編かな？　と思いながらプレイしたのですが、思ったよりも長かったです。
最初に到達したのは途中エンドで、そこまででだいたい1時間半くらいかかりました。
ゲーム内期間は7月～3月のようなので、このあと3ヶ月残っているところを見ると、ボリュームは結構あるのではないでしょうか。

ED数は９つ。EDリストの一番上から攻略ヒントが見られるようになっているので、詰まったら見てみるとよいかと思います。
ただ、ヒントはあくまでヒントなので、ぼんやりとした書き方にはなっています。

システムは新システムを使用していて、特に動作に不自由はありません。
強いて言うなら、既読スキップがなぜか途中で止まることがあること、くらいでしょうか。
1回プレイした後でもう一度プレイすると、そのような感じになります。ちなみにその後もう1回プレイするとその不具合は出ません。フルスキップでも出ない不具合です。

EDリストでは、エンディングの回想ができました。
EDに到達するまでがそこそこ長いので、便利でいい機能だと思います。

いじわるなショタっ子にワガママを言われ、振り回されるのですが、中盤以降からはややエッチな方向のワガママも言われるようになります。
CG枚数は少なめですが、エッチ度合いは意外と濃いです。
強引にあれこれされてしまいますが、ラブ＆エッチといった感じで、エッチ度高めのティーンズラブみたいな印象でした。また、水音系のSEはありますが、直接的な淫語は特にありません。

攻略キャラの光輝は、最初のうちはちょっと「生意気なお子サマめ！」と思っていたのですが、プレイしていくうちにだんだん「可愛いかも？」と思えるように。思っていたより素直な子でした。
主人公は「お姉さんなんだから頑張らないと！」と思いつつも空回っていて、可愛いなと思いました。

ショタものということで好き嫌いは別れそうですが、ショタ属性がOKならオススメの1本だと思います。
パッケージも、画面で見たより淡い色合いで、可愛いなと思います！　記念に1本手元に置いておきたくなりました。